ペンギンとのふれあいは

固く禁じられている

コウテイペンギンもそうですが、ペンギンという動物は人間から高い人気を誇る種でもある。動物園でも一、二を争う人気を獲得しており、さらに自分で飼育してみたいと考えている人もいるはずだ。しかしながらペンギンを飼育するというのは庶民には難しいもので、空調管理からエサ代まで合わせると軽く数十万円という値段が飛んでいきます。ペットとするにはかなりの経済的重苦を背負わされる羽目になるので、現実を直視した人は早々と諦めます。

ならばと動物園に鑑賞し、そして出来るなら多額の旅費を支払っても南極へと赴いてペンギンを近距離から見てみたいと感じている人も多いでしょう。確かに南極までは必要な手続きをキチンとしていれば誰でも入ることが出来る、課せられる規則は非常に多いのでそれらを守らなければならない。中でも重要なのが『動物との距離感』についてだ。

先日、日本は北海道のとある海岸でトドの赤ちゃんが親とはぐれてそのまま放置されたまま死亡するという出来事があった。これは人間、それも興味本位という好奇心で近づいた人たちの悪によって殺されてしまったのです。もはや不文律として暗黙の了解とばかりに認識されているも同然の、『不用意に野生の動物に近づいてはならない』という掟を無知という愚かさによってトドの赤ちゃんは死んでしまった。原因は近づいてきた二人の人間がスマホで撮影したがために、母親が驚いて赤ちゃんを置いたまま逃げてしまったのです。

そこを危険な場所として認識してしまい、赤ちゃんの母親は二度と帰ってこず、赤ちゃんは1人取り残されたまま二週間もの間1人でその場に留まり続けることになり、命を散らしてしまった。このような事件は世界中多くの場所で起こっていることから、特に野生動物の中でも希少種について取り扱いについては厳重に注意しなければならないのだ。

映画のお供に

禁止行為

野生動物に近づいてはならない、というのはどこでも同じだ。知らないから、なんて言い訳が通用するわけもなく、そのせいで死んだことを悔やんでももはや遅い。遠目で見つめる、というのが最大の慈悲であり、不用意に関わろうとしてはいけないのです。

南極においてもそれは鉄則として観光に訪れた人、または調査にやってきた学者や研究者達にも例外なく当てはめられる。もし破れば極刑とまではいかないにしても、重い罪に問われてしまいます。ちなみにここでいうところのペンギンの場合は、およそ5m以上離れていなければならない。それ以上『人間から近寄るようなこと』はあってはならない、そう決められています。ちなみにこれは『南極憲章』によって定められているので、興味があれば一読してみるといい。

例外的に

但しだ、ある場合を除いて憲章に違反していないケースに見舞われることもある。集団行動で生息しているペンギンたち、その様子を眺めて観察している分には問題ありません。そして5mの距離感を保っていればいいのですが、時としてペンギンが自ら人間に歩み寄るというケースがあるのだ。とある外国人のカメラマンがペンギンたち、それこそコウテイペンギンたちを撮影している最中に、彼の下へ近づく1つの影。何と言うまでもない、ペンギン自らが不文律を破って歩み寄ってきたのです。

この場合に限っては憲章違反とみなされることはなく、あくまで動物たちが自発的に近づいたからとして、不問に付されるのだ。そう、ペンギンたちが近くに来て触れ合うには、彼らが自らの意志で歩いて来なければならないのです。

だが不用意なかかわり合いを持つことも禁じられているため、冷たくあしらうように接しないようにすることも定められているのだ。なので、ツアーに参加しても思うように遊べなかったと落胆する人もいるでしょうが、現実なんてそんなものだと付け足しておこう。

どうしてか

なぜそこまで人間に歩み寄ろうとするのかというと、これはペンギンたちが氷上を歩く人間たちを『自分たちの仲間』と認識しているからと言われています。氷上ではペンギンたち以外の大型生物はほとんどいません、ホッキョクグマも北極にしか生息しておらず、大型生物が住まうには南極は険しすぎる大陸だ。そんな場所にいるのだからペンギンたちには地上はある意味で楽園であり、海の中とはまた違った意味で安全地帯でもあるのです。

子育てをしている最中はともかくとして、天敵のいない地上だからこそ人間を不審に思わない警戒心の薄さには心配する声もある。何せ上述の日本人のような自分勝手な行動で動物たちの安寧を害するといったケースが、事実として歴史における害悪として語られているからだ。だからこそ可愛くても必要以上に関わろうとしない、これに越したことはないのです。

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動物の可愛さが伝われば

動物たちの可愛さを認識してくれるならそれに越したことはない、しかし可愛いからといってなんでもして良いわけではないのだ。だからこそペットなどの問題が起こりやすく、日本でも殺処分されている犬や猫達の惨状が浮かんできます。

このドキュメンタリー映画でコウテイペンギン達に人気は出たものの、もし少しでも対応を誤れば生態系に深刻なダメージをもたらしかねない。それを承知してこそ可愛いと思うと同時に、命の尊さを理解しなければならないのだ。