天晴爛漫!

「天晴爛漫!・アニメ」1話のあらすじネタバレ感想・評価

2020年4月10日より放送を開始したテレビアニメ「天晴爛漫!」(あっぱれらんまん!)。

P.A.WORKSがアニメーション制作を手掛けるオリジナルアニメです。

19世紀後半、発明家と侍のでこぼこコンビが、アメリカ大陸横断レースに挑戦するこの物語。非常にワクワクできる1話でした。

登場人物は好感が持てましたし、
これからの展開に期待せざるを得ない面白さがありました。

この記事では、第1話「晴れ、ときどき小雨」の感想・評価について書いていきます。

以下には、1話のネタバレがあります。ご注意ください。

「天晴爛漫!・アニメ」 1話のあらすじ解説

1話「晴れ、ときどき小雨」のあらすじについて解説します。

1話の要点
・天晴と小雨はいずれアメリカ大陸横断レースに参戦
・小雨は小心者だが情に厚い
・天晴と小雨の乗る小型蒸気船が漂流
・天晴は夢想家
・アメリカに辿り着く天晴と小雨

レーススタート

アメリカ大陸横断ワイルドレース
・ロサンゼルス~ニューヨーク
・最も早く辿り着いた人が勝利
・第一日目:賞金1万ドルを賭けた前哨戦

日本から来た偏屈な天才発明家とお人よしの侍、そして子供のインディアン。

自作の蒸気自動車に乗った3人。

アメリカ大陸横断レースが幕を開けます。

牢の中の天才発明家

その1年前。

空乃天晴(そらのあっぱれ)

彼の頭の中は常にカラクリのことばかりです。

彼が今いる場所は、重罪人たちが収容された牢の中でした。

呼び出しを食らう侍

剣道場。
門下生に稽古をつけるのは、師範代の一色小雨(いっしきこさめ)

そこに、妹のふみが小雨を呼びに急いでやって来ます。

その用件が主君・黒田長照からの呼び出しであることを知った小雨は、
慌てて剣道場を飛び出していきました。

目付け役拝命

天晴の度重なる破天荒な振る舞いに手を焼く黒田。

庭に突っ込んだカラクリに怒り心頭の黒田は、
重罪人の牢に天晴を閉じ込めていました。

そして、小雨は天晴のことを監視する目付け役に任命されます。

小雨は天晴と年齢が近く、過去に面識もありました。

牢破り

一方、天晴は牢の中でカラクリ研究に没頭していました。

重罪人に対しても、自分のペースを崩しません。

そして、牢の南京錠を簡単に開錠し、
何食わぬ顔で牢から歩いて出ていく天晴

後からやって来た小雨は天晴と入れ違いになってしまいました。

父親との確執

自宅の空乃屋に戻る天晴。
正面玄関からは入らず、裏から作業場の蔵へと向かいます。

裏庭を歩く途中、天晴を激しい剣幕で呼び止める父親

天晴が次男ではあるものの家業を継がず、
いつまでもカラクリに夢中なことをたしなめます。

しかし、父親の話にも動じず、天晴は軽くあしらって蔵に戻ってしまいました。

打ち首

天晴が勝手に牢から出たことを、黒田に報告する小雨。

我が意を得たりというように口を開く黒田。

牢破りは重罪。
人を集め天晴を打ち首にするよう、その場の全員に命じました。

しかし、どうも納得がいかない小雨。

彼は自宅へ刀を取りに戻り、誰よりも先に天晴の自宅へと向かいます。

土下座

天晴がいる蔵にやって来た小雨。
蔵には多くのカラクリや技術書がありました。

小雨は天晴が打ち首にならないためにも、牢に戻るよう説得します。

しかし、天晴は全く動じず、聞く耳を持ちません。

その間も、机の上にある工具や技術書を袋に詰めていきます。

万策が尽き、刀に手をかける小雨。
次の瞬間。さすがの天晴も驚かされます。

そこには土下座姿の小雨が!

続けて、小雨は一緒に来て黒田に謝るよう、天晴に必死に頼み込みます。
(妹や年老いた父親、会ったこともない許嫁の話も持ち出して)

完全に調子を狂わされた天晴。
それでも小雨の頼みは即座に断りました。

そして、今度は天晴の方から頼みがあると小雨に告げます。

訳が分からず、きょとんとする小雨。

追手

空乃屋の玄関。

天晴を引っ立てようとする役人たちがやって来ます。

それを知り、心配そうな表情を浮かべる天晴の姉・綾音

小型蒸気船

蔵の床には隠し穴。そこにかけられた梯子を降りていく天晴と小雨。

辿り着いたのは、海につながる大きな洞窟。
そこは船のドックで、天晴自作の小型蒸気船がありました。

二人はこの船に荷物を持って乗り込みます。

旅立つ天晴

そこに、息を切らせながらやって来た天晴の姉・綾音

家に訪れた役人たちが天晴を探していると伝えに来たのでした。

綾音の話に、頭を抱え船から降りる小雨。
ひとまず外へと走っていきます。

天晴はしっかりと綾音の目を見据え、
今から旅に出ることを伝えました

天晴の言葉から強い意志を感じた綾音。
彼女は天晴が旅に出ることを受け入れ、御守りを渡します。

そして、綾音に別れを告げ、
天晴を乗せた船は海へと進んでいくのでした。

漂流

洞窟の外では、小雨が役人たちの説得を試みていました。

次の瞬間、小雨の後ろを進んでいく船。
そこには、天晴の姿もありました。

驚いた小雨は追いかける役人たちを振り切って、どうにかこうにか船に乗り込みます

その後、天晴が旅に出ようとしていると知った小雨。

パニックになって、天晴が操縦する船のハンドルを奪おうとします。

結果、ハンドルの取り合いで船はコントロールを失い、流木に激突してしまいました

そして、更なる不運が二人を襲います。

緊急加速装置のレバーを間違えて押す小雨。
激しい音を立てるエンジン。

天晴が気づくも時すでに遅く、
船は急加速で一気に海を進んでいきました。

船が故障し、漂流する天晴と小雨。
水も食料もありません。

こんな時でも、カラクリに夢中な天晴。

小雨は天晴に、なぜここまでカラクリに夢中になれるのかを尋ねます。

天晴は作業の手を止め、ぽつりと呟きました。

「世界はつながってるんだ」

引用元:テレビアニメ「天晴爛漫!」第1話(以下、セリフの引用元は同じ)

呆気にとられる小雨を気にせず、天晴は続けます。

きっかけは、天晴が4歳の時に蒸気船を初めて見たことでした。
その時の興奮を鼻息交じりに語ります。

そして、持ってきた本「月世界旅行」を手に取る天晴。

空は月、月は星へとつながっていると話します。

作り話だとしても、実際に考えた人がいるということ。

その事実に、天晴は胸を高鳴らせて自身にこう問いかけます。

「俺は、どこまで行ける?」

小雨はあまりに飛躍した天晴の話についていけていない様子。

手で月をつかもうとした天晴は、決意に満ちた表情でこう宣言するのでした

「誰かがいつか月の向こうへ行くんなら、誰よりも先に俺が行く!この船はその最初の一歩なんだ!」

アメリカ到着

そして、漂流から数日後。

天晴たちのものより何倍も大きな蒸気船に助けられ、二人は九死に一生を得ます

さらに数日後。

彼らが到着したのは、異国の地アメリカ・ロサンゼルス

天晴は嬉しそうな表情で、興奮を隠せません。
一方、小雨はただただ衝撃を受けていました。

以上で、1話は幕を閉じます。

「天晴爛漫!・アニメ」 1話の感想・評価

ワクワクが止まらない1話でした!

「TARI TARI」を手掛けた橋本昌和監督の最新作
監督が原案からシリーズ構成まで手掛ける気合いの入りようです。

1話は、主人公たち2人がアメリカに到着するところまでを描いています。

主人公・空乃天晴の性格には、良い意味で裏切られました。熱いです!

天晴と小雨の性格は見事に正反対。
相反する二人の掛け合いは見ているだけで可笑しくなるほどです。

冒頭のレースシーンは何でもありな感じが面白くて、テンションが上がりました!

オープニングとエンディングもカッコいい!
特に、オープニングはキャラの顔見せ、アクション、レースが高次元でまとまっていて見ごたえがありました。

これだからオリジナルアニメは見逃せません!

天晴について

天晴は非常に面白いキャラクターです。

天晴の外見

天晴は、歌舞伎役者を思わせるような風貌をしています。

赤く染め上げられた髪、口の両端には紅、背中の仁王たすき。
挙げればキリがありません。

これらは、天晴が常識に囚われない人物であることを示しています。

天晴を突き動かすもの

小雨がからくりに夢中な理由を天晴に尋ねるシーン。

月世界旅行」の本を見た天晴は、自分が最初に月の向こうに行って見せると話します。

まだ見ぬ世界へ行ってみたい、
その思いに突き動かされている天晴は本当に魅力的です。

天晴が語る言葉にはグッときました!

そんな天晴だからこそ、カラクリの実験に失敗してもへこたれず、
次々と新しいアイディアを試すことができたんだと思います。

未知の世界に進むには勇気が要ります。
どんな小さなことでもいいから、何か一つ夢中になれるものがある人は強いです。

筆者は天晴の姿を見て、勇気をもらえました

最終話で、月の向こう側に到達する天晴が見てみたいですね。

天晴と姉の関係

天晴の姉・綾音は、天晴の良き理解者。1話を見るとよくわかります。

彼女には、天晴の全てを受け入れている印象があります。

そのせいか、天晴の綾音に対する話し方は、どこか血の通った温かさを感じました。

天晴は、父親には「お前」呼ばわりでしたが、綾音に対しては「姉ちゃん」と呼んでいます。

天晴が打ち首になろうとしていることを知った綾音は、いち早く蒸気船ドックに駆けつけています。

そして、蒸気船を見ても驚かないし、馬鹿にもしません。

ドックにやって来たのも天晴を心配してのことでした。

綾音からの御守りを受け取る天晴。
冒頭シーンでも、御守りが天晴の首にぶら下がっていることが分かります。

天晴にとって綾音だけは、やはり特別な存在なのです。

4歳の頃の話でも、天晴と手をつなぐ女性は綾音と見てよいでしょう。
小さな頃から、天晴のことをよく理解していたのだと思います。

天晴は自分の力で道を切り開いていく力を持った主人公だと思います。
一方で、誰とも関わらない孤高の印象がありました。
しかし、夢を語る姿や姉との関係を知ると、その印象は変わります。

小雨について

小雨は1話にして、大好きなキャラクターになりました。

小心者ですが、情に厚くて面倒見のよいところがいいですね。
そして、どこか抜けているところも面白いです。

渾身の土下座シーンには笑いました。

これには、普段は動じない天晴も調子を狂わされるはずです。

剣の腕はそこそこでしょうし、生活能力も高い。スペックは完璧なんじゃないでしょうか。

天晴に振り回されながらも、ここぞというところで活躍してくれそうですね。

期待が高まるレースシーン

冒頭のレースシーンは、これからの期待を一気に高めてくれました。

路面電車が走る市街地でもお構いなしに激走するレースマシンたち。

ああもう、大好物です!

マシンのデザインはどれも奇抜で魅力的。
武装したマシンなど、一筋縄ではいかないレースを予感させてくれます。

レースは天候などの環境にも左右されるはず。
その点も、考えるとワクワクしてきますね。

それにしても、これらのマシンの数々を見ていると、
チキチキマシン猛レース」の影がチラつくのは気のせいでしょうか。

上記は監督のツイートですが、参考にしている部分もあるのかもしれません。

後、1つ思ったのですが天晴の蒸気自動車は、1話の蒸気船を改造したものではないかと。

・蒸気船と蒸気自動車が酷似している。
・船のドックで、天晴が蒸気船のエンジンを熱く語っているのが伏線の可能性。
そんな感じで予想してみるのも楽しい作品です。

提供クレジット

オープニング後の提供クレジットでは、小雨が海を眺めているシーンが写ります。

ここでは小雨が独り言を呟きます

その内容は、天晴の名前と自分の名前について。

海を眺めているシーンと相まって、小雨の呟きのくだらなさが際立っていました。

「小雨爛漫!」がこの後始まると言いかけた所で、打ち切られるのは笑っちゃいました。

正直、この提供クレジットで心を鷲掴みにされたのは内緒です。

2話以降も是非続けて欲しいですね。

「天晴爛漫!・アニメ」 みんなの感想

以下は、1話を見た方々の感想です。

「天晴爛漫!・アニメ」 1話のまとめ

天晴と小雨の対照的な姿が際立っていた1話。

全く性格の違う二人の掛け合いを見ているだけで、30分を楽しめました。

今期アニメのダークホースです!

二人がどういう経緯でレースに参加するのか、今後の展開にも期待したいですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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